11月27日(ネパール14日目)。
朝5:40に起きると、高山病の症状はなくなっており、カラパタール登山に挑戦することになりました。
氷点下の気温の中、夜明け前の山道を登っていきます。



途中オレオでエネルギーチャージしながら、登ること2時間半、8:40頃、ついにカラパタール山頂に着きました!人生初のトレッキング&登山で、高山病に苦しみながらも、なんとか標高5545メートルのカラパタールに登ることができました!



山頂から見える世界最高峰エベレストの姿は荘厳で、心揺さぶられました!孤高の存在感。。

その後1時間半ほどかけて山を降り、ゴラクシェプでプリングルスを食べたあと、この日は一気に20キロほど下り、ペリチェへ。
翌28日も20キロ歩いてナムチェバザールへ、29日にも20キロほど下って一気にスタート地点のルクラに戻ってきました。
登りは高山病の恐れがあるため、1日に10キロほどしか歩きませんし、たまに高度順応のため延泊したりしましたが、下りは高山病の恐れがないため、ガイドポーターのブパールさんがめちゃくちゃスパルタでした(笑)足に鞭打って奥さんと3人で、広大な大地を黙々と歩きました。








ナムチェバザールでは、「宿泊しているロッジで夜ご飯を食べないといけない」という「山のシステム」に反抗して、宿のオーナーに「コーラ買うからディナーは外で食べさせて」とお願いしてエグジット戦略をとりました(笑)
そしてナムチェバリスタという、往路でも4時間くらい長居したカフェに行き、ピザとポテトチリーという料理を食べたら、めちゃくちゃ美味しくて食事を楽しめました。
宿もレストランも、消費者が自由に選べないというルールに、少しは良いフィードバックを送ることができたのではないかと思います(笑)
トレッキング中に読んだ糸井重里さんの『インターネット的』という本に書かれていた「消費のクリエイティブ」を発揮できました。



実はルクラでも同じように山のシステムに反抗して、ロッジではなく外のカフェで美味しいハンバーガーを満喫しました。


11月30日には、早朝発の航空便でルクラからカトマンズに戻りました。
世界一滑走路が短い(わずか500メートル!)といわれるルクラの空港から、無事に飛行機が飛び立ってホッとしました。


カトマンズでは2週間、トレッキングに不要な荷物を預かってもらっていたDream Nepal Hotel and Apartmentに久しぶりに帰ってきてチェックイン。すごく居心地のいい最上階の部屋を用意してくれていました。


昼間はホテルでゆっくり過ごし、夜はカトマンズのステーキ屋さんへ。美味しいステーキをいただきました。

トレッキンググッズを買ったお店に行って、おっちゃんにご挨拶。満面の笑みで迎えてくれ、カラパタール登頂を喜んでくれました。

夜はネパールのビールEverestで乾杯。

トレッキングを楽しみながら無事に終えられて、本当によかったなぁと思います。