ネパール5日目。
寝袋でしたが、思ったよりぐっすり眠れ、爽やかな朝を迎えました。外に出ると綺麗な景色が!

ご飯を食べた後、8時過ぎにナムチェバザールに向けて出発。パグディンからナムチェバザールまでは、約11kmの道のりです。

















午前3時間、ランチを挟んで午後3時間歩いて、ナムチェバザールに到着!

チェックインした宿は、いろんな方のブログなどを読んで当初から予想していたようなロッジ。部屋にバスルームはなく、トイレやシャワーは共有でした。

夕食まで食堂で過ごしていると、ガイドやポーターさん達がトランプで遊び始めました。観戦している人も多くいて、めちゃくちゃ楽しそうです。


実は、夜ご飯を食べながら、少し頭痛を感じていました。
嫌な予感があったのですが、翌朝起きると、食欲減退と、少し吐き気もあり、完全に高山病の初期症状でした。
自分は普段、酸素を消費しているのだということを、生まれて初めて実感しました。

水をたくさん飲むことが大事とのことなので、この日は経口補水液を4リットルほど作って飲みました。

高山病は風邪とは違い、横になって休むと呼吸が浅くなり、酸素を吸収できなくなるので、外で歩いた方がいいそうです。
午前中、Sagarmatha National Park Museumがある近くの丘まで150メートルほど登りました。







丘の上に到着すると、そこからなんと、エベレストが見えました!

Sagarmatha National Park Museumには、エベレスト登山への人類の挑戦の歴史や、シェルパ族の文化や宗教(仏教)、ヒマラヤの自然や動物などについて展示されていました。



昼はカフェに入り、ガーリックスープで栄養をとり、夕方までゆっくり過ごしました。


ロッジに戻り、夜もガーリックスープで栄養補充。この頃には体調はかなり回復しました。

ナムチェバザールは、高度順応のため、通常トレッキングの際は2泊するのですが、僕たちは念のため3泊することにしました。ガイドさんにお願いして、あと1泊予約してもらいました。
僕たちには時間がたっぷりあるので、高度順応させながら、ゆっくり登ることができます。
これが例えば17日間(トレッキング15日+日本からの往復の時間2日)仕事の休みを取って来ていたら、ある場所で延泊するという判断がなかなかできません。
トレッキングする際は、日程に余裕を持っていることが大事だと思いました。
それにしても、周りを見回すと、ヨーロッパから来ている方が目立ちます。ヨーロッパだと長期で休みが取りやすいんだと思います。年に1回でも、1ヶ月ほど休みを取り、こうして旅行できるのは豊かなライフスタイルだなぁと思います。
日本では長期で休みを取るのは難しいので、日本からトレッキングに来ている人は、世界一周中の若者か大学生、定年退職した方が多い気がします。
さて、ネパール7日目。朝には、完全に体調が回復していました。

ナムチェバザール3泊目は、ガイドポーターさんが手配してくれ、より日当たりが良く、部屋にシャワーがある部屋に移動することができました。朝食の後、部屋を移動し、3日ぶりにシャワーを浴び、スッキリしました。(共通のシャワースペースはすごく汚く、過去2日間はウェットティッシュで体を拭いてやり過ごしていました笑)

そのあとは近くのランドリーサービスがあるロッジで靴下などの洗濯を依頼。夕方にはできるとのこと。1ピース150ルピーでした。高いですが、洗濯&乾燥してくれるだけありがたいです。

昼はカフェでピザを食べ、午後はゆっくり読書して過ごしました。トレッキング中、Kindleが大活躍しています。



明日は標高3860メートルのタンボチェへ移動します。ナムチェバザールで高山病になり、先が思いやられますが(笑)、ゆっくり登っていきたいと思います。