写真家・幡野広志さんの『ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。』という本を読みました。
幡野さんの、ブログやTwitterやオンライン上の人生相談の記事で紡がれる言葉がすごくいいなぁと常々思っていたので、今回この本を買って読んでみたところ、やっぱり深く考えさせられる、すばらしい本でした。
テーマは「選ぶ」ということ。30代前半で癌になり余命3年と宣告された幡野さんが、ご自身の経験や、取材した方の経験を通して、人生において「自分で選ぶ」ことの大切さについて書かれています。
ときには感動しながら、ときには初めて触れる考え方に立ち止まって考えながら読み進めました。
「生きるとは、『ありたい自分を選ぶこと』だ。進路でも、仕事でも、就職先でも、住むところでも、パートナーでも、なにかを選びはじめたとき、その人は自分の人生を歩きはじめる。」
という言葉には、僕も昨年いろんな選択をした経験を振り返って、すごく共感しました。
海外にいるのでKindleで読んだのですが、できれば紙の本を買って写真も味わいたかったなあと思います。
【本】幡野広志著『ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。』
