3冊目に紹介する本は、樺沢紫苑さんの『神・時間術』。
2017年12月、書店でこの表紙とタイトルを見たとき、正直「神って、大きく出ましたね(笑)」と思いながらも、気になり手に取ってみました。
結果は買って大正解でした。本に書いてあることを実践したところ、感覚的に1ヶ月に50時間ほどの時間が生まれました。
実践したことは、
「集中力が必要な仕事を午前中にする」
「スマホ等から余計な情報を頭に入れない」
「定期的に運動する」
などなど。
ポイントは、いかに限られた資源であり、朝から夜にかけて次第に減っていく「集中力」を保ち、ときに回復させながら、大切に使うか。
これを意識するだけで、こんなに変わるのかと驚きました。
著者の樺沢紫苑さんは、精神科医です。『神・時間術』のほかにも、ベストセラーの『アウトプット大全』など多くのビジネス書を書かれていますが、そのビジョンは「情報発信を通してメンタル疾患を減らすこと」。
つまり、ビジネス書の体裁をとっていますが、その目的は「読む人が仕事力をアップさせ、仕事も生活も充実させ、メンタル疾患に罹りにくい健康的なライフスタイルを送れるようになること」。
このビジョンに僕はすごく共感しています。
今は歴史上かつてないほど変化の激しい時代。この時代に大切なのは、メンタルを健康な状態(さらには絶好調の状態)に保ちながら、柔軟に変わっていけることだと思います。
そしてメンタルを健康に保つためには、しっかり睡眠をとる「時間」、運動する「時間」、家族や友人と楽しい経験を共有する「時間」が大切です。
その「時間」を生み出すための明快なTO DOが示されている『神・時間術』、オススメです!
