浅田次郎さん著『終わらざる夏』

2冊目は浅田次郎の『終わらざる夏』。 7年前、職場の尊敬する上司が「これ読みなよ」と貸してくれました。 「戦争」を描いた作品なのですが、これほど戦争の不条理をあらゆる角度から描き出した小説は読んだことがありません。たとえば召集...

【本】石田ゆうすけ著『行かずに死ねるか!』

ある先輩から「オススメの本を10冊紹介する」ことを勧めていただいたので、僕の好きな本10冊を何日かに渡って紹介したいと思います。(すでに本ブログで紹介済みのものもありますが、あらためて紹介します) 1冊目は石田ゆうすけさんの『行かず...

【本】幡野広志著『ぼくが子どものころ、ほしかった親になる』

写真家・幡野広志さんの『ぼくが子どものころ、ほしかった親になる』という本を、味わいながらも引き込まれて一気に読みました。凄い本でした。2017年に末期癌で余命3年という宣告を受けた幡野さんが、2018年に、まだ幼い息子さんに言葉を...

【本】中野善壽著『ぜんぶ、すてれば』

寺田倉庫という会社のCEOとして、同社が拠点とする天王洲アイルを、アートと文化の街に変えた中野善壽さん。先月発刊された初の著書『ぜんぶ、すてれば』を読んだのですが、75歳とは思えない若々しさで、過去でも未来でもなく「今を生きる」を...

【本】岩佐十良著『里山を創生する「デザイン的思考」』

『里山を創生する「デザイン的思考」』という本を読みました。著者はライフスタイルマガジン「自遊人」の編集長・岩佐十良さん。岩佐さん率いる株式会社自遊人は、雑誌の発行だけでなく、オーガニック食品の販売や、リアルメディアとしての宿泊施設「里山十...

【本】幡野広志著『なんで僕に聞くんだろう。』

写真家・幡野広志さんの著書『なんで僕に聞くんだろう。』を読了しました。最高によかったです。いろいろな人生相談への返事として書かれた幡野さんの文章の中で、とくに心に残ったところを抜粋して紹介したいと思います。 「どんな人がコミュニケー...

【本】書道家・武田双雲さん(堀江貴文さんの『逆転の仕事論』より)

堀江貴文さんの『逆転の仕事論』という本の中で紹介される8人のイノベーターの1人・書道家の武田双雲さんの話がすごくよかったので、抜粋して紹介したいと思います。 武田双雲さんはNTTの営業マンを経て、今は書道家として活躍されている方です...

【本】『未来を読む』

7人の識者へのインタビューをまとめた本『未来を読む』を読了しました。『サピエンス全史』の著者ユヴァル・ノア・ハラリさんと『LIFE SHIFT』の著者リンダ・グラットンさんの話がすごく明快でした。ハラリさんは、自ら「体験」することの大切さ...

【本】幡野広志著『ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。』

写真家・幡野広志さんの『ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。』という本を読みました。幡野さんの、ブログやTwitterやオンライン上の人生相談の記事で紡がれる言葉がすごくいいなぁと常々思っていたので、今回この本を買って読んでみ...

ユヴァル・ノア・ハラリ著『21 Lessons: 21世紀の人類のための21の思考』

ユヴァル・ノア・ハラリ著『21 Lessons: 21世紀の人類のための21の思考』を読了しました。 新しいものの見方が入ってきて、好奇心がくすぐられ、「答え」よりも「問い」を与えてくれる、至福の読書体験でした。 ハラリさんの...