映画「ライオン・キング」を観賞しました。
映像と音楽が圧巻でした!実際にアフリカのサバンナに行って、雄大な自然と大きな夕日をこの目で観たくなりました。
映画の内容については、20年ほど前、子どもの頃にアニメ版を観た時とは、ぜんぜん違う感想を抱きました。以下、観た方しか分からないかと思いますが、映画を観て感じたことです。
★ティモンとプンバァの価値観「ハクナ・マタタ(気楽にいこう)」に強く共感した(笑)。秩序を重んじる王国より、緑豊かなジャングルでの自由な生活に魅力を感じた。
★シンバにあまり共感できなかった(笑)。「ここから見えるところすべて僕のものになるの?」という幼いシンバの言葉から無邪気な独占欲が垣間見えたり、ジャングルで暮らすシンバを呼び戻しにきたナラに対して感情的になったりと、その人物像にあまり魅力を感じなかった。
★スカーが王国を牛耳ることになったとき、他のライオンたちは我慢して(育った土地に執着して?)王国に残っているけれど、スカーが嫌なら我慢せず、王国からエグジットすればいいのではと思った。スカーは、自分がどんなに酷い統治をしても皆が王国から出ていかないことを知っているから、増長するのではないか。著作家の山口周さんが言うように、まずどこでも生きていける力=モビリティをつけ、自分の美意識に合わない組織からはエグジットするという選択をすることが大切。それによって組織の浄化作用が働く。
このような感想を抱いて、自分の価値観が変わってきているのを感じたのが面白かったです。
それにしてもライオン・キングを観てから、ハクナ・マタタの歌が耳から離れません。
【映画】ライオン・キング
